オリジナル同人BLゲーム「EUREKA(エーヴリカ)」世界観・世界情勢

マルディス教団
EUREKAの世界宗教、マルディス教と「神の塔」を管理している宗教組織。
強大な影響力を持ち、統治範囲は大陸の全域に広がる。「神の塔」を中心に広がる聖都ファティマは教団の総本山であり、EUREKA最大の都市である。

約二千年前に世界を襲った「全ての終わり」と呼ばれる災厄により、大陸の99%の生命体が死滅し、人類文明は崩壊した。
EUREKAの地は荒廃し、長い戦乱と貧困、混乱と混沌の時代が続いた。 「全ての終わり」から千年後、マルディス・ナハト・ゾハルという一人の青年が、「神の塔」で神の真理を得、多くの奇蹟を起こしてマルディス教の開祖となった。
マルディスは世界に安寧をもたらすために、自らの身を神への供物として捧げ「神の塔」に召されたと伝えられている。

その後、「十二使徒」と呼ばれる彼の十二人の弟子達が、マルディスの遺志を継ぎ現教団の基礎を築く。
教団は初代教皇となった十二使徒筆頭のエリヤ・ルツ・アーレンフェストを中心に、各地で戦乱が続く混沌の大陸の全域を平定し、現在に至る。

十字の意匠を教団のシンボルとしている。これはマルディスが神の塔に召された時、十字型の棺に入っていたことに由来する。


シオウル・セル
「裏切りの使徒」シオウル・ツィツムを始祖とする魔術結社。
シオウルはマルディス教の開祖、マルディス・ナハト・ゾハルの弟子の一人であったが、彼を害しその力を奪ったとされる。
シオウルはマルディスから奪った力により、肉体を失っても精神は滅せず、別の肉体を宿主として再生すると言われ、結社の長が何世代にも渡って「シオウル」の名を受け継いできた。

シオウルは教団より「世界の敵」と呼ばれ、最大の異端者と評される。
シオウルを支持するものは教団より異端者として罰せられるが、彼の説く魔導理論と並外れた魔力、そして強烈なカリスマに魅せられた者たちがその元へ集まり、現組織の母体となった。

教団の粛清を避けるために、シオウル・セルの周囲には強力な結界が張られ、結社員でなければ内部に入ることはできない。
また、結界によってその存在位置は隠され、彼らの拠点が何処にあるのかは外部には一切秘匿されている。


火那乃国
他文化とは隔絶した、独自の文化と生活様式を守り続ける国。
険しい山脈に囲まれた東方の火山地帯にあり、この厳しい自然環境が天然の要塞となっている。
唯一マルディス教団が不戦条約を交わして統治を諦めた国でもある。
火那乃国の武人は「剣法」「忍術」「陰陽」という独特の武技と、厳しい肉体の修練によって極めて高い戦闘能力を持ち、過去教団の聖騎士団を何度も撤退に追い込んでいる。

火那乃国はマルディス教団よりも長い歴史を持つ古国であり、伝承によれば、彼らはかつて焔の神と契約を交わし「全ての終わり」を生き延びた人々の子孫であるとされている。
焔の神と交信する能力を持つ者は「焔の巫子」と呼ばれ、一族の生命線を担っていると考えられている。
この交信能力は血筋によって遺伝するため、彼らは古代より続く純粋な血統を非常に重んじ、他国の住人との血の交わりを禁じている。
特に、燃える焔のような紅い瞳を持つ「火の一族」と呼ばれる人々は、代々焔の巫子を輩出しているため、その血を絶やさぬように徹底した血統管理がなされている。


インディナス・マイヤー
太古の昔より伝わる古代技術を伝え続ける集団。
北方の寒冷地方に本拠を置く。魔導理論とは異なる特殊な技術を用いた文明を形成している。
インディナス・マイヤーは非常に閉鎖的な集団で、伝えられている技術を外部に流出させることなく、古来より政治には介入しない中立の立場を守っている。

インディナス・マイヤーの発祥はマルディス教団や火那乃国よりも古く、その知識は「神の塔」建造時の時代に由来すると考えられている。
かつてその技術により、世界を襲った大災厄「全ての終わり」すら、文明ごと乗り越えている。

住人の絶対数は少なく、また人口の増減も少ない。これは住人の多くがナノマシンを体内に宿すことで300年近い寿命を保っており、彼らが新しい子供を産むことも稀なためである。「生命の月」を二つ所有しているが、ひとつは非常時の予備であり、ほとんど起動させていない。
インディナス・マイヤーでは「七賢者」と呼ばれる実体を持たない七体の人工知能が住人の生活を管理している。


レジデンツ
いずれの勢力にも属さず、自然の中で日々を生きる人々の総称。
統治者はなく、自給自足の共同体を形作っている。
教団の干渉を逃れる為、多くは孤崖に近い大陸周辺部の人里離れた山奥で、静かに暮らしている。

明確な教義のある宗教が存在しているわけではないが、原始的な自然宗教が住人の間に根付いている。
特にEUREKAの決して欠けない月を神の慈悲の光として、信仰のシンボルとしている。



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