オリジナル同人BLゲーム「EUREKA(エーヴリカ)」世界観・地理自然

自然環境
昼と夜
浮遊大陸を周回する「大きな光」(太陽)と「小さな光」(月)によって、昼と夜が区別される。
太陽と月が昇る方角を東、沈む方角を西として、方位が決められている。
我々の世界と同様、月が沈み、太陽が昇ると朝になり、太陽が沈み、月が昇ると夜になる。
EUREKAの月はひとつで、常に満月であり、満ち欠けすることがない。
一日は14の時刻で区切られている。
7つの時刻が昼、残り7つの時刻が夜に当たる。
我々の世界の時間で換算すると、1時刻は約2時間に相当するため、EUREKAの一日は約28時間となる。
また、1時刻は100時分である。闇明の刻と水明の刻の中間は「闇明の刻50時分」となる。

闇明の刻 黎明
水明の刻 曙光
土明の刻 早朝
火明の刻 上午
風明の刻 午前
光明の刻 正午
命明の刻 午後
闇暗の刻 下午
水暗の刻 黄昏
土暗の刻 夕闇
火暗の刻 宵闇
風暗の刻 夜半
光暗の刻 昏黒
命暗の刻 深夜

1~7の刻は、それぞれ以下の象徴を持っている
1.闇・死と再生
2.水・覚醒と分裂
3.土・成長と適合
4.火・緊張と闘争
5.風・進化と発展
6.光・融合と調和
7.命・完成と成就



一年は7つの月で区切られ、1ヶ月は49日である。よって一年は343日である。
一週間は7日であり、7つの曜日が7回繰り返されると一月となる。
例えば、「闇の月水の週光の日」は一月第二週六日目を表す。
尚、EUREKAには四季がなく、常に気候は一定である。

尚、独自の年号として、教団領では、マルディスが神の塔に召された年を起点とした聖暦が使用されている。
火那乃国では、初代の焔の巫子・アカツキが焔神と契約した年を起点とした焔暦が使用されている。
EUREKA本編の物語の始まりは、聖暦999年、焔暦2009年である。

生態系
EUREKAでは、ヒト以外の動植物の多くは我々の世界と同様、有性生殖を行う。
有性生殖を行う生命体ではXX個体(雌)とXY個体(雄)が存在するが、ヒトのXX個体は必ず致死となる。

古来より様々な研究が重ねられてきたが、ヒトXX個体の致死性を取り除くことはできなかった。
何故ヒトだけが性がひとつしかなく、生殖を生命の月に頼らなければならないのか、この世界の深い謎とされている。
マルディス教では、そのことこそがヒトが他の動物と分かつ大きな差であり、ヒトが神に選ばれた生命体である証だとしている。

地形と気候
EUREKAは球状に広がる封印空間の中に浮かぶ浮遊大陸である。大陸の面積は約800万平方km。
大陸中央部は温暖で過ごしやすく、平坦で肥沃な土壌は農作物に豊かな実りをもたらす。
東方は険しい山岳地帯となっており、活火山が存在する。(火那乃国の統治地方に当たる)
北方は寒冷地方で農作物の育成には適さないが、多くの天然資源が埋蔵されている。(インディナス・マイヤーの統治地方に当たる)
主な都市は大陸の中央部にあり、未開拓な地域が多い周辺部はレジデンツ達の住処となっている。


町・遺跡
聖都ファティマ
マルディス教団の総本山が存在するEUREKA最大の宗教都市。内部に「神の塔」を有する。
中枢部にはマルディス聖騎士団など、教団の関連施設の本部が多く存在している。
都市周辺部には富貴層の邸宅や、教団関係者が多く居住している。
フェンの実家であるヴェーグナー家、イシュトの実家であるアーレンフェスト家もファティマにある。

神の塔を中心にして、マルディスが施したと言われている広範囲の守護結界が都市全体を覆っている。
都市の中央部に位置する聖湖ルルドは湧水による淡水湖で、いくつかの支流が周辺部に流れている。
神の塔はこのルルド湖の中心にある浮島の上に立地している。

伝承によれば、ルルドの水は神の塔の地下より湧き出る聖なる水であり、決して尽きることがないと言う。
生命の月はこの水に浸されて保管されている。

魔都バビロン
シオウル・セルの本拠地があると言われる場所。シオウルを頂点とした閉鎖的な共同体が形成されている。
周囲に強大な結界が張られているため、地理的位置は特定できない。
結社の規模から、ひとつの町に相当するほどの住人が居住していると考えられるが、それほどの人口と生活空間を、誰の目にも触れられることなく、どのようにして収容しているのかは謎に包まれている。

焔の都エンキ
火那乃国の首都。火の一族の本家がある。

イントロンシティ
インディナス・マイヤーの本部が置かれている都市。
極めて情報集積度の高い街であるが、人口が少ないため地理的規模はさして大きくない。

クヌーセン
レジデンツの集落のひとつ。レジデンツの集落の中では比較的規模が大きく、長い歴史を持っている。
村の祭壇にはレジデンツが有する唯一の「生命の月」が奉られている。

古くから「箱舟」の伝説が残る地で、生命の月を司る司祭は、代々口伝で神代の時代の伝承を受け継いでいる。
近郊に「全ての終わり」の前から存在していると言う太古の遺跡「クムラン遺跡」がある。

アーラン
レジデンツの集落のひとつ。孤涯に近い山奥にある。

レイノルズ
ファティマ北部、教団領とインディナス・マイヤー領の境界にある寒村。
レックスの故郷。現在はアノマリーの巣となり、封鎖されている。

ブラントル
教団領辺境の町。リーオウの出身地であり、かつてアノマリーにより大きな被害を受けた。
現在は復興し、リーオウが教父を務める小さな教会がある。

チーレ
レーリー海に面した小さな漁村。近郊にビオ遺跡がある。ザジの故郷。

フルード
教団領と火那乃国の国境近くにある町。

ハッタ
火那乃国で奉られている霊山・火影のふもとにある村。
参詣にやってくる人々の宿場町となっている。

クムラン遺跡
クヌーセン近郊にある「全ての終わり」の前から存在していると言う太古の遺跡。
箱舟伝説の発祥の地であり、神の塔に描かれているものに似た図象と文字が刻まれている。

ビオ遺跡
かつてマルディスが神の智慧を得るために修行をしたと言われる場所。
現在は小さな遺跡と洞窟が残されているだけである。洞窟内はアノマリーの巣になっているため、立ち入り禁止区域になっている。

以前より、洞窟の奥には行方知れずのまま半ば伝説の剣と化している魔剣レーヴァテインが眠っているという言い伝えがあり、魔剣がアノマリーを呼び寄せているという実しやかな噂もあった。

霊山・火影
火那乃国領内に存在する山。元は活発な活火山であったが、現在は休火山である。
伝承によると、二千年前、火の一族の始祖であり、初代の「焔の巫子」であるアカツキ・シラヌイはこの場所で焔の神と契約を結び、一族を「全ての終わり」から護ったとされている。
その為、火影は火那乃国では神聖な霊山とされている。

内部には火那乃国の所有する「生命の月」が祀られた祭壇と、焔の巫子の社が存在する。
焔の巫子は代々火の一族の頭領が兼任するしきたりになっているが、巫子となった者は「龍哭」と呼ばれる霊刀を特殊な方法で体内に封印され、社の中で焔神と繋がれることになる。

レーリー海
EUREKAに存在する唯一の『海』。海岸線は砂浜になっている。温暖な地方にあるため、泳ぐこともできる。

ロスビー雪原
クインディナス・マイヤー領北部に広がる雪原。寒冷で生活には適さないが、レアメタルなどの資源に富んでいる



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