火那乃国の人々

火那乃国を統べる国主であり、「火の一族」の頭領であるミヅキ・シラヌイと彼の正室であったアオイの息子。成人の儀を迎えると正式に一族の後継者となる。火の一族特有の、燃えるような赤い瞳と髪の持ち主。

父・ミヅキはマルディス教団との戦いにおいて、教団からの独立を守った英雄と称えられている。カグヤは幼い頃から常に父親と比較されて育ったため、その反動から反抗的な性格に育つ。

我侭で自分勝手な言動が目立つが、根は心優しい。不器用で、自分の感情を素直に出すことができずに、つい虚勢を張ってしまうことが多い。


カグヤの守護役兼世話係。
二刀流の使い手で、「雪花」「風月」という二振りの刀を愛用している。忍術や陰陽道にも通じたオールラウンダー。戦闘だけでなく、料理洗濯裁縫掃除といった家事全般も得意とする、根っからの器用(貧乏)。

我侭なカグヤの下僕としてこき使われ、面倒事は全て押し付けられているが、本人はそれも楽しんでやっているようである。

いつもへらへらとした笑顔を浮かべているが、表情の奥に時折冷たい瞳を覗かせる時がある。

火那乃国国主・ミヅキの守護役。
火那乃国最強と名高い剣の達人。通常の人間には持ち上げることも困難な長刀・愛染明王を愛用している。

酒と色をこよなく愛す好漢。私生活はずぼらで、仕事以外のときは遊郭に入り浸っていることも多い。

ミヅキの腹心であると同時に、主従を越えた友人でもある。かつてはアノマリー討伐を専門とする傭兵だったが、ミヅキの目に留まり、彼の守護役を務めることになった。愛染明王はミヅキの守護役となった際に彼から賜った刀である。

教団との戦役の際には、一人で千人の教団兵を斬ったと言われ、焔国の魔物と恐れられた。


カグヤの父で、火那乃国の国主。現「焔の巫子」でもある。
かつてマルディス教団との戦役において、火那乃国の独立を守った英雄とされている。現在は焔の巫子として、霊山・火影の火口窟にある社にて世俗から隔絶した暮らしをしている。

火那乃国は一夫多妻制であり、特に血の存続を重視される火の一族は通例として多くの側室を持つ。現頭領であるミヅキは正室であったアオイの他に40人以上の側室を抱えている。しかし、度重なる血族結婚によって火の一族の生殖能力は低下しており、ミヅキの跡目は現状カグヤだけである。

非合法組織「絶影」の首領。

絶影は「鬼道」と呼ばれる特殊技術によって生まれた「鬼」と呼ばれる者達の生き残りによって設立された。己の道具として「鬼」を生み出した火の一族への徹底抗戦を訴えている。

冷酷で残忍だが、同じ苦しみを抱えた同胞に対しては情けを見せる。

ミヅキの側室の一人で、アオイ亡き後、彼の遺言によりカグヤの後見をしている。

側室に入る以前から、ミヅキの忠実な部下であり、鬼道隠密組の長としての顔も持つ。

鬼道とは、火那乃国に伝わる遺伝子改造を中心とした特殊技術で、鬼道隠密組は霊山の地下施設で秘密裏に鬼道の研究を行っている頭領直轄の組織である。

クレハの片腕で、絶影のナンバー2。

クレハに心酔しており、その命令に服従する。

カグヤの父であり、ミヅキの異父兄にして正室。
火の一族の血を濃く受け継いでいるものの、生まれながらに遺伝性の疾病を抱えており、カグヤ誕生後ほどなくして病死している。

本来の火の一族の正式な後継者はアオイであったが、虚弱な自分よりミヅキの方が一族を束ねるのに相応しいと自ら辞退した。
その後、正室としてミヅキと婚姻すると、若くして頭領の座についたミヅキを陰ながら補佐し支えた。

ミヅキの先代の頭領であったアカネ・シラヌイも同じ疾病によって亡くなっており、アオイの病は長い近親婚の歴史により蓄積された、遺伝病の一種であると考えられている。


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